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「 何人たりとも、われらの音楽をとめられない! 」 音楽の授業で使う鍵盤机から聞こえる、世界で一番美しく壮大な曲。 音は出なくても、不思議と彼らはセッション出来ているんだ。 |
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「 そう、かれらはすでに、変身後なのだ 」 大真面目に変身ポーズをとる子供たち。 彼らがヒーローに見えるなら、あなたはまだ純粋なままなんだ。 |
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「 きもだめし 」 地区子供会の出し物はなんだか変だ。そもそもきもだめしは出し物ではない。 そもそも仮面ライダーはおばけではない。なのになんとなく怖いのは、「異様さ」も恐怖なのだと、初めて気づいたからだ。 |
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「 ネグリジェでお墓探検 」 ネグリジェが流行った頃。二人の少女は浮かれてお墓に探検に行く。夕闇せまる墓地。 あのお墓の裏が怪しい、あの木の影が妖しい、飽きもせずに犯人を探すのだ。 |